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    リール郊外のランス(Lens)ルーヴル美術館分館、2012年12月12日に一般公開予定

    2012年 10月 04日

    ランス(Lens)のルーヴル美術館分館について

    設計は日本人による設計事務所SANAAとアメリカのイムレー・カルバートImrey-Culbert社。1960年以降、未開のまま放置されていたかつての鉱山地帯20haを有効利用し、ルーブル美術館の分館を設置することで今回認定されたユネスコ世界遺産への登録も狙うなど、ランス市が資金を投入して進めてきた一大都市開発事業です。

    エントランススペースはガラス張り、また「Galerie du temps 時のギャラリー」と名付けられる予定の130mにもわたる展示スペースは、主にパリのルーヴル美術館で長い間眠っていて一般公開されて居なかった250作品(ギリシャ美術、オリエント美術、彫刻など)の企画展示に使用される予定です。他にも趣向の変わったアンティミストな作品も展示されるなど、訪れる人が新しい発見ができるような美術館を目指して建設がすすめられています。
    オープンを記念して、259cm×325cmの巨大な絵、ドラクロワの「民衆を導く自由の女神」が展示されます。新たなルーヴル美術館分館へ多くの観客が訪れることが期待されます。
    グランドオープンは2012年12月4日。一般公開は12月12日から。(4~11日まではメディア公開のみ)

    インフォメーション
    オープン・クローズ時間:10時から18時まで。火曜と5/1日は閉館。
    料金:常設展会場Galerie du temps 時のギャラリーは、オープンから1年間(2013年12月3日まで)入場無料。
        2014年以降のタリフは未決定。
        La Renaissance ルネッサンス(特別展会場)
         2012年12月4日~2013年3月11日(一般公開は12日)
        ≪ L’Europe de Rubens ≫ ルーベンスのヨーロッパ 一般 9ユーロ, 割引価格 8ユーロ
    アクセス:車で約35分 南西40km
          パリ北駅から約1時間10分

    2012年12月4日のオープンを数ヶ月後にひかえて、ルーヴル美術館ランス分館は205点の未公開作品を時のギャラリーの準常設スペースに展示します!

    まったく新しい展示方法で美術史をたどる
    普通の美術館・博物館とはちがって、ルーヴル・ランスは所蔵コレクションを持ちません。ランス分館の時のギャラリーでは、パリのルーヴル美術館の傑作を時代順に陳列し5年間展示します。長さ120メートルの空間に、広範囲な時代・地域をカバーするパリ・ルーヴル美術館のコレクションをコンパクトにまとめ、文字が誕生した紀元前3500年ごろから19世紀半ばまで、あらゆる文明や技術が展示されるのです。
    時のギャラリーは、大きく3つの時代にわかれていて、古代美術70作品、中世美術45作品、近代美術90作品が展示されます。

    定期的に行われる展示作品の入れ替え
    205の作品(ひと揃いで1点の作品もあり)は、時のギャラリーに5年間展示されます。これらの作品のほとんどが5年間ランスに貸し出されるので、準常設作品と言えるでしょう。このうちの2割弱が1年後、この美術館のオープン記念日である12月4日に入れ替えられます。これは毎年くり返されます。

    ルーヴル美術館のコレクションを新しい視点から見る:時と空間を横断する展示
    ひとつのスペースに全作品を展示するので、同時代のさまざまな文明・文化から生まれた作品を一度に鑑賞できます。パリのルーヴル美術館では、部門ごとにコレクションを展示しているため、同時代のさまざまな技術や文明を比較することができません。ルーヴル・ランスでは、この制約がないのです。
    ランスでは、紀元前5世紀の古代ギリシャの作品がペルシャ帝国やファラオ時代のエジプトの作品と隣合って並んでいます。こうして、芸術と人間の歴史をまったく新しいやり方で理解できるのです。
    ルネッサンス芸術では、イタリア、フランス、スペインさらに北欧の芸術家たち(ペルジーノ、ラファエロ、グレコ、マレール、ジャン・グジョン)の作品がやってきます。この時代の特性をよく示す、ほかでは見られない未発表作品をお楽しみ下さい。
    こういった年代順のアプローチに加えて、テーマ別に作品を鑑賞することもできます。肖像、風景、権力、宗教といった重要なテーマの表現が時代とともにどう変遷したかを見ることができるのです。
    パリのルーヴル美術館の膨大なコレクションのおかげで、こうして定期的に展示替えをしながら芸術の歴史を概観することが可能なのです。

    ルーヴル美術館の全部門から傑作がやってくる
    パリのルーヴル美術館の全部門が時のギャラリーに作品を貸し出します(古代オリエント美術25点、古代エジプト美術21点、古代ギリシャ・エトルリア・ローマ美術31点、イスラム美術37点、美術工芸品31点、絵画30点、彫刻30点)。
    素描は特別な展示環境が必要なため、ルーヴル・ランスのこのスペースでは展示されませんが、いずれ企画展という形でご覧いただけるでしょう。
    パリのルーヴル美術館でおなじみの傑作や巨匠の作品が、ルーヴル・ランスのオープンにそろえられます。ボッティチェルリ、ペルジーノ、ラファエロ、グジョン、ル・グレコ、ルーベンス、プッサン、レンブラント、ラ・トゥール、クロード・ロラン、ゴヤ、アングルの諸作品、そしてドラクロワの「民衆を導く自由の女神」がやってきます。
    2012年12月からは、パリだけでなくランスでもルーヴル美術館にご注目下さい。

 
 
    タグ 59-Nord ノール県, ノール・パ・ド・カレ

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